ブラス(2424)下方修正&特損
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 1株当たり当期純利益 | |
百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | 円 銭 | |
前回発表予想(A) | |||||
今回修正予想(B) | |||||
増減額(B-A) | △ |
△ |
△ |
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増減率(%) | △ |
△ |
△ |
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(ご参考)前期実績 (平成29年7月期) |
ヒドイ!まあ、特損以外は予想できる内容ではあった。
適時開示の履歴を眺めてると、イロイロと思う事が出てくる。
特損の3億だが詳細が無いが、計画的に思える。
マザーズ上場 => 優待 =>1部指定、増資
トントン拍子で来ているが、社長は1部上場が目標で、目標達成したので、株主目線では無くなったように思える。分売も中止になったし。
株主目線からは最悪だが、経営者目線では税金を抑えられるので、なるべく多くの特損を出したいはずである。経営者目線では真っ当な判断だと思う。
問題なのは上場して10億、公募で12億、2年で22億調達して、いきなり特損で3億円無くしてしまった。それで、2年で利益が6.5億しかない。この特損3億を操作して利益を作ったんじゃないの?それで1部上場の要件を満たしたんじゃないの?とイロイロ妄想できる。
1部指定が終わった後に直ぐに、このヒドイ結果を出してきた、それまで特損を故意に隠してたんじゃないのか?と思える。たぶん隠していたのだろう。
この綺麗な右肩上がりだった業績は、操作して作られた物に見えてくる。マーケットから返さなくてよいお金を得るための行為に見えてしまう。実際はここまでヒドイとは思わないが、良い会社だと思っていたが残念だ。
売るかは、決算を見てから決めるか悩むな~
一般の会社だとこの様な話はよくある。ドラマとかである二重帳簿とかはコレである。普通は税金を払いたくないので、特損でも何でもよいので損金を多くして利益を減らしたい。しかし、銀行の借り入れが多い場合や、新たに借り入れたい場合などに操作して利益を水増しする。税金も払う(税金は普通メインバンク経由で払うので、誤魔化せない)。銀行は水増しの決算を信じて貸付を行う。次の決算で水増しした分の利益を損失にする。銀行は騙される・・・・(銀行は簡単には騙されないけど)
この話を銀行相手ではなく、投資家相手に行ったような図式にみえる。投資家は銀行取引の内容も見れないし不利だよな~