日本ライフライン（7575）の株主総会に行ってきました。

会場は自社ではなく高そうなホテル。

いい総会でした。注目は「バルーンアブレーション」の発売と、新株予約権の内容。アブレーションは7月からの発売で中期計画には織り込み済み。けっこう売れそうな感じです。上振れてほしい。

新株の方は質問がでて、やはり公募よりは効率が良いようで、８％のディスカウントで済むのでコストが安い（公募だとディスカウント+8％の手数料）のと、手間がかからないらしい。野村が「大口に個別に販売する」との事であったため新株にしたらしい。だが、結果的に発表後に大きく株価が下がった為、株主には迷惑をかける結果となった。と言っていた。

ヤフー掲示板などで「公募のほうが得」「新株は悪」「野村に騙されている」との投稿が多かったが、自分で確認すべきだと言うことだ。質問した株主が「公募にして」と言っていたが会社は無視すべきだ。公募のほうが証券会社にノーリスクで設けさせることになるし、少しでも効率は上げてほしい。

あと、鈴木社長が「3人交通事故で死んだ」と言っていた。なかなかショッキングな話だ。昔、医療機器商社向けの仕事をしていたので現場の雰囲気は分かるのだが緊急手術でカテーテルが必要になる事が多い。カテーテルはサイズなどが多いため他品目になる。連絡を受けて在庫のある病院から必要な場所に営業マンが持っていく。緊急性があり人命にかかわるので、正義感からどうしてもスピードを出してしまうのだと思う。

もうひとつ、ライバルは、朝日インテックやテルモとかだと思っていたが、外資系なんだって。

日本ライフライン（7575）は利益率が非常に高く成長性もある。社長もリーダシップがあり副社長、取締役の方もすばらしい。5カ年計画も上振れしたし、全財産つっこんで、寝ていたら5年で倍以上になってそうだ。実は投資って簡単なんじゃないか？！

なんか、成長率だけでなく、利益率について考えるキッカケになった。利益が多いと投資も増えるわけで。

主力のエリアリンクは利益率は10％程度。ライフラインは25％。会社予想の成長率はライフラインはエリアリンクより数％低い。市場の成長性はどうだろうか？また、イロイロ考えてしまう。